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坂戸市民のみなさんへの呼びかけ

08年 4月 1日更新

坂戸市民のみなさん。今日ここに、平和を大切にしようという一点で結び合える人たちが集まりました。

日本は世界に誇るべき「戦争をしない国」です。太平洋戦争の敗戦から60年間、日本は一度も外国と戦争をすることなく、戦争のために人命を犠牲にすることもなく、平和を守り続けてきました。これは日本国憲法第九条において、戦争の放棄と武力の不行使を定めたおかげです。

いま、この九条を中心に日本国憲法を「改正」しようとする動きが活発になっています。九条以外の条項を変えようという改憲論もありますが、いまの動きの究極の目標は、九条を変えて日本を「戦争をする国」にしてしまうことです。

外国に対する武力の行使は、その国の民衆の生活を奪い、生命を奪うことにつながります。行使する側にも、生命と精神に多大のダメージを与えます。私たちは唯一核兵器の被害を受けた日本国民として、このような野蛮な戦争行為を永久になくすために、憲法九条の精神を大切にする必要があります。

このような考えにたって、昨年発表された大江健三郎氏ら九名の「九条の会アピール」に賛同する立場から、九条を守ろうという一点で幅広い共同と運動への参加を呼びかけるものです。

平和都市宣言」をおこなった坂戸市の市民として、私たち大人のみならず未来を担う子どもたちや孫たちのためにも、平和を願う声を高らかに上げようではありませんか。一人でも多くの市民が、「九条の会」の運動の輪に加わってくださることを期待し、参加を呼びかけます。

2005年 5月28日

「九条の会さかど」呼びかけ人一同


日本国憲法第九条

1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


九条の会さかどリーフレット(PDFファイル版:A3プリンタで印刷の際には「割付印刷」をお用いください)

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